Omixの日記

自分(24歳/男)の周りの色んなこと、について考えるときに思うことを、真面目に書いたり、ふざけて書いたりしています。コメント、質問等お気軽に下さい。よろしくお願い致します。

【報告】夢について考える時に僕の思うこと

以前これは2年前ほどにnoteに書いた文章なんですが今風にアップデートしてもう一度書いてみました.(中には)もしかしたらなんとなく読んだことがある人がいるかもしれません.ごめんなさい.

 

僕は最近「夢」とか「将来」ついて少し考えることが多くなりました.それは僕自身この前まで就職活動を行っていたからだと思います.就職活動についても後々文章をかけたらなあ,と思っております.(就職活動を終えた皆様,ご苦労様でした.まだの皆様,つらいかもしれません.お気持ちはすごく分かります.あまりネガティブにならずに頑張ってください)

 

おそらく,僕以外にもこれから受験を控えている方や就職活動を始められる方,人生の方向性をある程度(程度の大きさは人によりますが)決めなければいけないポイントに立たされている方もいると思います.こういう場面に立たされた時,多くの人は緊張し,頭が痛くなるほど悩むかもしれません.僕も同じです.それは(上にも書きましたが)ある程度自分の人生を決める選択だからだと思います.残念ながら(?)なのかは分かりませんがコンビニでどのおにぎりを買う選択とは少し違うような気がします.


おにぎりと同様,選択には正解不正解とは言いませんが,わずかな(あくまで主観的な意味での)優劣が存在するのは事実だと思います.受験など結果が共わなくてもそこに至るまでの過程,努力は財産になると言います.しかしながらそう言ってくれた方はあなたの代わりに第2志望の学校には通ってくれません.辛いですが選択の結果を背負うのは(基本的に)自分自身です.そう考えると,どうせなら自分にとってプラスになる選択をしたいです.そこがこれから先,年単位の期間に影響を与える選択ならば尚更だと思います.

 

じゃあどうやって決めたらいいんだろう,と思ってしまいます.僕もそう思います.

例えば、林修先生や前澤社長なんかがひょこっと現れて,こっちの進路の方がいいと思うよ,なんて言ってくれれば少しは楽観的に選択することができるかもしれませんが,しかしながらそんなことは中々起きてはくれないものです.基本的には自分で,決めなければなりません.ポジティブに言えば自分で(ある程度は)自由な選択ができます.

 

では何が自分にとって良い,選択なのでしょうか?目を閉じて少し考えてみましょう.自分の心に耳を傾けましょう.本当に,自分がしたいことは何なのか,子供のころは何を夢見ていたのか,何を人生で成し遂げたいのか,考えてみましょう.

 

そこでポンと浮かび上がったことをあなたは命をかけてやればいいのです.と,よく言われます.(僕の周りだけの話かもしれませんが)

 

しかし,何もそう簡単にいくでしょうか?僕も心の隅の方から「それってほんとうにやりたいの?」「人生賭けれる?」ってヒソヒソ声が聞こえます.

自信満々に僕は,私はなりふり構わずできる,これを成し遂げる,と思える方でしたら,どうぞ,それに向けて一生懸命やってください,(岡本太郎的に言うならば)夢に向けて命を魂を燃やすんだ!となります.でもそう考えられる人ってすごく少数派な気がしませんか.

 

人は,みんな本当は怯えています.安全な道を辿りたいと思っています.それは心の奥の方で自分は本当の意味では独りだということをわかっているからだと,僕は思います.失敗したら大きなものを失う,誰も助けてはくれないと考えてしまうのだと思います.真っ暗な所ではどんなものでも怖く感じてしまうものです.

 

ですからみなさん「人生を賭ける」となるとドキドキ怯えてしまいます.じゃあ自分にとっての良い選択とは何でしょうか?

 

これは,あくまで僕の考え方ですが,夢ではなく目標を持てば良いと思います.それも大きな目標でなくて大丈夫です.小さな身近な目標です.そしてその目標に自分なりに努力すれば良いと思います.

 

なんだか拍子抜けするような考え方かもしれませんが、逆に言えば、大きな夢を持つことがそんなに大切なことなんでしょうか?別に大きな夢を持つことが悪いというわけではありません.(現に僕にも大きな夢は1つ2つあります)

 

しかしながら大きな夢はなんだか遠い話のように僕には思えてしまいます.夢の中の違う自分が(もしくは大きくなった自分が)せっせと汗をかいて叶えてくれるような,そんな感覚です.

 

僕はこれまで身近な目標を立て,それに向かって努力してきました.それは例えば(興味はないかもしれませんが)成績においてクラスで1番になることや,好きな女の子に振り向いてもらうこと,楽器を上手に弾けるようになること,なんかです.そして振り返ってみればそれは僕にとってその日々を充実させてくれる,ありがたい,大きな原動力でした.

 

少し回りくどい言い方をしましたが,僕が,要するに言いたいことは大きな夢をみて,居酒屋で友達と語り,気持ちよくなるよりは,小さな目標に向かって努力したほうが良いのではないかということです.残念ですが夢は語っている時が1番楽しいものです.そして僕は,キラキラするような夢がないことに対して悲観的になってほしくないのです.これが正しいのかは知りませんが,僕はそういう考え方を今までも,これからもしていこうと思っています.あくまで僕の考え方の一つですが夢と現実に対して適切な距離感で付き合っていくことは,自分にピッタリのソファを見つけることと,同じくらいに人生にとって重要なことだと思います.

 

ただ(最後の最後になってこんなことを言い始めたら話が行ったり来たりしてしまうかもしれませんが)夢も小さな目標も何もないよ,という人もいるかもしれません僕はむしろ人生とは本来そういうものだと思います.人生に意義や意味はないと思っています.(人に迷惑をかけなければ)基本的に生き方は自由です.そして人の人生に優劣はないと思っています.2度寝3度寝ばかりの人生,パートで毎日食いつないできた人生.そのような人生が(例えばオリンピックで金メダルをとったアスリートに比べて)偉くないということは,ましてや劣っているということは決してないと考えています.ごめんなさい,これはあくまで僕の意見なので大衆に押し付けるというわけではないですが,もっとはっきり言ってしまえば「人生,勝ち組負け組」という言葉が,僕は嫌いなんです.そう言っている人を見ると(「俺の人生負け組だからな等」)「お願いだから,そんなこと言わないでほしい」と思ってしまいます.

むしろ「最近みんな頑張りすぎなんだよな」と言いながら(ぽよぽよなお腹で)縁側でスーパーカップを食べる人生,非常にウェルカムだと僕は思います.大切なのは(文字に起こすとなんだか悲しいですけれど)期待通りにいかなくたって自分の人生をきちんと愛してあげることだと思います.思い通りにいかないこと,こんなはずじゃなかった,と感じること,あるかもしれません.でもそこからが人生,だと思います.きちんと自分の人生を許容してあげること,そして自分の人生を愛してあげることが,(もし強いて言うならば)人生の目的だと僕は思っています.

こんなご時世ですから,つらいこと思うようにいかないこと,あるかもしれません.ですけれど,俺はあいつより恵まれてる,俺の人生何だったんだ,なんて思わずに,みんなで横並びで手をつないで歩けるような人生がおくれたら,もしそう思っている人が身近にいたら手をつないであげることが出来るような人生を生きられたらすごく幸せなんじゃないかな,と僕は思っています.

 

なんだか夢の話をしていたのに気が付いたら全然違うところに出てきてしまいました.すいません.今回はこれで以上になります.また,よろしくお願いします.

 

Omix